2019年7月2日に放送されたNHK「あさイチ」では顔の毛穴だけでなく顔全体を引き締める効果がある「氷マッサージ」が紹介されていました。
氷マッサージを紹介していたのは、皮膚科医の蘇原しのぶ医師。
と思いながら見ていたのですが、
- 皮脂量を抑える効果があるので、夏場のドロドロ化粧崩れを防止できる
- 継続することで毛穴自体が収縮して小さくなる
- 肌の血行が良くなるため、引き締まり顔色も良くなる
など、効果は絶大な様子…。
これは試してみたい!と思いさっそくやってみました。
果たして、実際に皮脂量は少なくなるのかどうか…。
顔を引き締める氷マッサージのやりかた
用意するもの
- 氷(2~3個)
- ポリ袋
- 薄手の綿のハンカチ
氷をポリ袋に入れ、ハンカチで包みます。
それを顔に当てるだけ!
ただ、氷の当て方にポイントがあります。
- 顔の上から下へ、内から外へ、という順で
- 気持ちいいと感じる強さで2~3秒ずつ押し当てる
叩きつけたり、くるくる回したり、こすりつけたりといった間違った方法で氷を当てると、皮膚が引っ張られてしわやたるみの原因となってしまいます。
氷マッサージをするタイミングは、クレンジング・洗顔をした清潔な肌の状態で、朝と夜に1回ずつ行うと良いようです。
洗顔をしていない肌で氷マッサージをすると、毛穴の汚れが詰まったまま毛穴が閉じてしまうため肌トラブルの元となってしまいます。
あくまで、自分が「気持ちいい」と感じる強さ、長さで行うようにしましょう。
寒さのアレルギー・顔に神経障害がある方は、氷マッサージを行ってはいけないとのことだったので、ご注意ください。
氷マッサージの顔の引き締め効果とは?
実際にわたしも氷マッサージをやってみました。
氷マッサージをする前の私の肌の水分・油分量がこちら↓
じめじめ蒸し暑い日だったこともあってか、油分量は46%とかなり高い状態。
上から下へ、内側から外側へ…気持ちいい強さで押し付ける…
正しいやり方で、合計7~8分間くらい氷マッサージを行いました。
そして、氷マッサージをした後の水分・油分量がこちら↓
水分量は相変わらず低いままですが、油分量は4%下がって42%。
肌の理想的な油分量は23%とのことなので、私の場合誤差レベルですが、続けていくと変わるかも。
やはり、暑い季節は特に毛穴が開きやすくなると同時に皮脂腺も開き、皮脂が出やすくなってしまうとのこと。
皮脂を出にくくする他にも、夏の肌トラブルへのうれしい効果がたくさんあります。
日焼け・シミそばかすにも
日焼け後のクールダウンにも氷が活躍。
日焼けというものは、肌が太陽にさらされて軽い炎症を起こしている状態。
やけどをしたときもしっかり冷やすのと同じように、炎症を抑えるには冷やすことが効果的です。
冷やして炎症を抑えることで、その後現れるシミやそばかすが作られにくい肌状態にしていきます。
あせもやかゆみにも
暑い夏場は特に汗をかきますよね。
空気中にただよう排気ガスなどの汚れが汗をかいた肌に付くと炎症が起きかゆみやあせもの原因にも。
この場合のかゆみ=炎症にも冷やすことが効果的です。
氷マッサージは顔だけでなく腕や首などにも行えるので、汗によるかゆみを感じるときは、気持ちいいと感じる程度に冷やすのがおすすめです。
夏のエアコンによる乾燥肌にも
エアコンと炎天下などを行き来する夏場の肌は、室内外の温度差で意外にも乾燥によるダメージを受けています。
そんな乾燥肌にも、氷マッサージで血行促進させることが改善のカギ。
血行を良くすることで、顔全体が引き締まり、顔色も良くなります。
夏場、乾燥も気になるけどクリームなど保湿剤を塗るとベタつきがスゴいんだけど…という方は、飲むセラミドなどで体の内側から保湿するのもおすすめ。
体の内側からの保湿も併用することで乾燥に負けない肌作りを!
氷で顔を引き締める方法・夏のドロドロ化粧崩れ対策まとめ
氷マッサージのポイント
- 上から下へ・内から外へ
- 汚れを落とした後の清潔な肌に行う
- 必ず布やハンカチに包んで当てる
- 気持ちいいと感じる強さ・長さを目安に
氷マッサージを行うことで得られる肌への効果は?
- 血行が良くなることで、顔全体が引き締まり顔色も良くなる
- 続けることで毛穴が収縮し、皮脂が出にくい肌になる
- 皮脂を抑えることで、夏のドロドロ化粧崩れを軽減
ぜひ試してみてはいかがでしょうか☆
以上、氷マッサージで顔を引き締める方法でした!