市販のドライフルーツは砂糖や添加物が山盛りということを知り、果物を天日干ししてドライフルーツの自作に挑戦してみました。
私が試したのは、キウイ・りんご・マンゴー・パイナップルの4種類の果物。
何がどう失敗だったか、どうすればよかったのかなどを検証してみたいと思います。
これからドライフルーツを作る方、作ってみたけど失敗したという方の参考になればと思います☆
自宅で天日干し ドライフルーツの作り方
ドライフルーツを自作するにあたって、私が用意したのはこちら。
用意するもの
- ベランダ干しネット(一夜干し野菜用)
- 果物(キウイ・りんご・マンゴー・パイナップル)
「ベランダ干しネット」は、近くのホームセンターで500円くらいで買いました。
キウイ・マンゴーは包丁で皮をむき、約1センチくらいの厚さの薄切りに。
りんごは水洗いをした後、皮付きのままこちらも約1センチの薄切りに。
パイナップルはブロック状にカットしてあるものを買ってきたので、半分にスライスしました。
だけど今はがまん…
果物の用意ができたら、キッチンペーパーで表面の水分を軽く押さえ、ネットに並べていきます。
ネットに入れておけば、風通しのよさも確保でき、鳥や虫に食べられる確率も低いというメリットも。
私がドライフルーツづくりをしたのは12月の冬場でしたが、調べた作り方によると2~3日干せば出来上がりとのことだったので、日当たり・風通しの良い場所で3日間干しました。
ところが。
3日たって、ドライフルーツたちの様子を見ると…
りんごは少ししんなりしてきた感じはありましたが、キウイ・マンゴー・パイナップルはほぼ変化なし。
まだまだ水分量が多く、乾燥が足りないと判断した私は、さらに2日、合計5日間干し続けました。
さわるとフニフニと柔らかいですが、表面は乾燥しています。
あまり長く干しすぎるとカビがはえたりすることがあるらしいし、3日目に比べたらかなり乾燥した気もするしということで、試食してみることにしました。
自宅で天日干しして作ったドライフルーツの味は?
自作したドライフルーツ、キウイ・りんご・マンゴー・パイナップルの中で、一番おいしかったのはマンゴー。
中身までドライにはなっていませんでしたが、表面がややしんなりして、甘みもしっかりありました。
逆においしくなかった果物はりんご。
これは、完全にアレです、ただ単にしなびただけのパッサパサのりんご。
食感も悪い、甘みもない…。
もったいないことしちゃったな…。
自作ドライフルーツが失敗した原因
キウイもパイナップルも、食べるには食べられましたが、すごくおいしいとは言えない出来ばえ。
表面はしんなりしていますが、中身はジューシーさが残っていました。
そもそもそういうものなのか??
何が悪かったのか、何が失敗の原因だったのか考えてみました。
切った果物が厚すぎた
いろいろ考えた結果、一番の原因はくだものの厚みではないかと。
私が調べた作り方によると、確かに1cmと書かれていたのですが、1cmの厚みでは中心まで乾燥しにくく、「ドライ」フルーツにならないんですよね。
キウイもパイナップルも5mmくらいの薄さならもう少しドライフルーツっぽくなっていたのかもしれません。
5mmと言わず、スライサーで薄ーくカットしてもいいのかも。
天日干しの期間が短すぎた
厚みがあるということは、その分天日干しする時間も長くしないと乾燥しないということなのかもしれません。
一応、3日と書かれていたところを2日延長してみましたが、それでもまだ足りなかったんじゃないかと。
ドライフルーツメーカーなど天日干しじゃなくてもできる機械も試してみたい。
そうです、やっぱりスライスした果物が分厚すぎましたね(笑)
市販のドライフルーツをイメージしていた
あとは、お店に売っているような一般的な砂糖漬けの「ドライフルーツ」をイメージしてしまっていたのがダメだったのかも。
天日干しするだけなので、もちろん果物の甘みだけ。
「果物の自然な甘み」というと聞こえはいいけど、市販の甘いドライフルーツに慣れている私は物足りなさを感じてしまいました。
でも、先入観とか慣れの問題が大きいと思うので、何度かチャレンジしたいと思っています。
天日干しで自作のドライフルーツが失敗してしまった理由まとめ
- 果物をスライスするのが分厚すぎた
- 天日干しの期間が短かった
- 市販のドライフルーツをイメージしていた
健康のためにドライフルーツを自作したい!と思って挑戦してみましたが、なかなか難しい!
マンゴーはおいしい代わりにお値段が高いので(笑)、上手にできるまではリンゴやパイナップルで練習してみたいと思います☆
以上、天日干しで自作するドライフルーツ失敗談でした!