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EXPO’70太陽の塔の見学に行ってきました

おでかけ

【EXPO’70】太陽の塔の裏側はどうなってる?塔の中を見学しました

更新日:

令和の花文字のバックには太陽の塔

大阪府吹田市にある万博記念公園で、太陽の塔の内部を見学してきました。

太陽の塔と言えば、1970年の大阪万博のために岡本太郎がデザインしたということでも有名ですが、大阪万博終了後、約50年にわたり内部は閉鎖されたままとなっていたそうです。

1970年の高度経済成長期真っ只中、活気ある時代の日本の遺物に触れることで、思っていた以上に気持ちを掻き立てられるものが。

私は1970年を知らない世代ですが、クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」で号泣した人間としては感慨深すぎました。

内部の写真とともに詳しくレビューしたいと思います。

間近で見る太陽の塔は大迫力!裏側には何が描かれている?

太陽の塔の裏側の顔は「黒い太陽」

太陽の塔の後ろにも太陽のような顔が描かれている

太陽の塔の正面の写真はよく見ますが、裏側の写真ってあまり見ませんね。

後ろはこんな感じで太陽の絵が描かれています。

「黒い太陽」という名前で、太陽の塔にある4つの顔のうちの一つ。

顔の部分は信楽焼(陶器)、フレアの部分はタイルなんですって!

太陽の塔正面の最上部に設置されているものが「黄金の顔」、その真下正面にあるのが「太陽の顔」

さらに万博開催当時は底の太陽」という第4の顔も展示されていたそうですが、現在は行方不明とのこと。

貴重なものなのにどこ行ったんだ…

太陽の塔裏側にあるスロープを下っていくと入口が現れる

太陽の塔内部へは塔の裏側にあるスロープを下って入っていきます。

ドキドキする~☆

いよいよ太陽の塔内部へ!1970年の大阪万博に思いをはせる

太陽の塔のロゴプレート

塔裏側のスロープを下って行くとエントランスが現れます。

受付で、万博公園の入場券とは別に太陽の塔内部への入場券を購入。

後ほど詳しく記載しますが、太陽の塔内部に入るには事前予約が必要です。

当日券はありませんのでご注意ください。

入場すると岡本太郎が描いた太陽の塔のデッサンや、太陽の塔を真下から見られる小窓などが出迎えてくれます。

館内は写真撮影が一切禁止されているのかと思いきや、1階のフロアでは撮影OKとのこと!

岡本太郎が描いた太陽の塔のデッサンが飾られている

太陽の塔を真下から見上げることができる小窓

20年くらい前に行った時には太陽の塔のそばまで近付くことができたように記憶しているのですが、現在は囲いがされており直にさわれる距離までは近付くことができません。

真下から見上げるこの角度はかなり貴重かも

暗い通路を進んでいくと、色鮮やかなプロジェクションマッピングの演出をされた第4の顔「地底の太陽」(レプリカ)が現れます。

第4の顔「地底の太陽」のレプリカが色鮮やかな演出で見学できる

展示物について解説してくれるスタッフの方がポイントポイントにいるので、太陽の塔についての知識がない私でもよくわかりました。

ここまでの見学については、予約時間前に見ることができるので、10~20分前には受付を済ませておいた方がゆっくり見られます。

ここからいよいよ塔内部に入っていきます。

生命の樹が展示されている塔内部へ

塔の最上部まで伸びている生命の樹の枝

こちらも、1階のフロアまでは撮影可とのこと。

生命の樹(せいめいのき)を中心に、人類の進化を表したモチーフが時代順に展示されていて、とても幻想的な空間。

見学しながら階段を使って上部まで上っていきます。

これより先は撮影禁止だったので画像はないのですが、印象に残っているものをご紹介します。

恐竜

生命の樹には三葉虫やマンモスなどの生き物が乗っかっているのですが、中でも重量1.2トンもあるひときわ大きい恐竜の姿が目立っていました。

1.2トンが木の枝に乗っかってるって大丈夫なの!?

この恐竜は顔の部分のみ修復されたものの、一度も塔内部から出たことがないとのこと。

ゴリラ

塔の最上部に近い部分に展示されているゴリラは、大阪万博当時から一度も補修されずに展示されているとのことで、頭部と足の部分が壊れていました。

50年の歳月の長さを感じられる展示物です。

太陽の塔の手の部分

手の部分は中が空洞になっている

この手というか腕の部分、建築に詳しくない私はただのコンクリートのかたまりかと思っていたのですが、中は空洞になっていました。

当時は大屋根に続くエスカレーターが設置されていたそうです。

骨組みの鉄骨?鉄筋コンクリート?が当時のままあらわになっているのですが、その骨組み1本1本に万博の刻印が。

改修された部分も多い中、当時のままの姿に感動です。

太陽の塔の内部見学は予約制 所要時間や料金は?

先ほどもお伝えした通り、太陽の塔の内部を見学するには、事前にWEB予約が必要です。

2019年5月現在、当日予約はできないので必ず前日までに予約をしておく必要があります。

太陽の塔公式サイト

予約~入館までの流れ

  • 太陽の塔公式サイトでユーザー登録をする
  • ログイン後、希望日を指定して予約を完了させる
  • 予約QRコードのメールが届く
  • 当日、受付でQRコードを提示する

入館予約QRコード

入館料

入館料
大人 700円
小中学生 300円

※太陽の塔への入館料のほかに、万博記念公園への入園料(大人250円・子供70円)が必要です。

受付を済ませて入館後、説明を受けながら階段を順に上っていきます。

上っている時は生命の樹と階段しかないので、何階分上っているのかわからないのですが、最後裏の階段の回数表示を見るとなんと11階!

帰りは裏の階段をひたすら下りていくのですが、足が不自由な方はエレベーターを利用することもできます。

入ってから出るまでの所要時間大体30分

出口には小さなグッズショップもあるので、ゆっくり見たい方は少し長めに考えておくといいかもしれません。

太陽の塔の最寄り駅は大阪モノレール「万博記念公園駅」

太陽の塔への最寄り駅は万博記念公園駅

最寄り駅は、大阪モノレール「万博記念公園駅」

大阪国際空港(伊丹空港)がある大阪モノレール「大阪空港駅」から6駅目なので、遠方からの旅行者でも行きやすい立地です。

万博記念公園駅の駅前には「ららぽーとEXPOCITY」「大観覧車」などもあり、子連れでもデートでも年代を問わず1日を通して周辺で遊ぶことができますよ☆

まとめ

  • 太陽の塔の裏側にも顔が描かれている
  • 顔は全部で4つ存在する
  • 入館するには事前に予約が必要
  • 見学の所要時間は約30分
  • 最寄り駅は大阪モノレール「万博記念公園駅」

画像も掲載しましたが、写真では伝わらない万博当時からの時間の流れをぜひ現地で感じてもらいたいです。

以上、太陽の塔内部の見学レポートでした☆

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